雨漏りによる屋根工事の中でも手軽なことで取り入れやすいのが「塗り替え」工事です。
「塗り替え」工事が選ばれるのは雨漏りはしていても、ダメージが屋根のみにとどまっている場合です。
つまり屋根の下地などは無事な物という事です。しかし雨漏りの程度が軽くても築年数が長い場合は適さないこともあるので注意が必要です。
屋根の「葺き替え」工事と比べて、金額も安く工事期間も短いというメリットがあります。
しかし、どんなに高価な塗装を使用したとしても、強い日差しを浴び雨に打たれる環境下にある為、耐久性は「葺き替え」に比べて劣ります。
次に屋根の「塗り替え」工事の工程をご紹介しましょう。
まず、屋根を高圧洗浄機などできれいに洗って乾燥させます。その後、屋根に下塗りと錆び止めを行います。
もし錆があった場合は、雨漏りの原因となるので取り除きます。そして防水効果が高い塗料を使用し中塗りを行って乾かすのです。最後に上塗りを施すと、しっかりと防水処理をした屋根工事が完成します。
一度塗り替えを行うと10~20年程度持つので定期的に点検などを行うことで、雨漏りを再発させない屋根工事が実現できます。