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サイディングの雨漏り対策（外壁通気工法）
- 【外壁通気工法とは】
- 木造住宅では、壁の湿気によって、結露やカビが発生することがあります。カビは木材を腐らせてしまいます。そこで、壁の湿気を外に出す手段として「外壁通気工法」が開発されました。この方法は、外壁の下と上に、空気の層をつくり透湿除湿シートを張って壁の外に湿気をだすようにしたものです。透湿除湿シートは、空気は通しても、雨は通さないようになっています。最近のサイディングでは、ほとんどこの方法が使用されています。この工法を行うときは、必ず空気の入り口と出口をつくり、また空気の通り道を確認しなければいけません。空気の通路を遮断してしまうとこの工法を使っても意味がありません。
- 【外壁防水シート（透湿除湿シート）の役割】
- サイディングは、水をはじく性質があります。しかし、サイディングだけでは、防ぎきれない雨や湿気が中まで入らないようにして、建物の劣化を防いでいるのです。つまり、2重に雨漏り対策がされていることになるのです。
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